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かんたんギターコード入門講座(ギター初心者向け)

ルート音(1)

ギターコードとは、ものすごく単純に言うなら、2つ以上の弦の音を組み合わせたものです。
これをジャカジャカと左手の(弦を押さえる指の)位置を変えながら弾くことで、歌の伴奏となります。

ギターで伴奏を付けること自体は、このコードさえ少し覚えれば、実はすごく簡単にできます。
もちろんそれほど凝ったことをしなければですが。

パンク・ロックのようなジャンルがあるように、4パターンのコードを組み合わせるだけで、まるまる一曲演奏できてしまう程です。


それでは、ギターコードの一番基礎的なことから説明します。

ギターコードにおける一番元となる音である、「ルート音」という言葉をご存知ですか?
ギターを始めてまだ間もない方には、まだ耳慣れない言葉かもしれません。
ルート音とは、ギターコードを構成する上で、一番基盤となる音です。

例えばCメジャーというコードがあります。

このコードの構成音はド・ミ・ソですが、ルート音はドです。Aマイナーというコードの構成音はラ・ド・ミですが、ルート音はラです。

このように、どんなコード(和音)にも、構成音のひとつとして、ルート音と呼ばれる、そのコードを代表するような音が含まれています。


ルート音には、C, C#(Db), D, D#(Eb), E, F, F#(Gb), G, G#(Ab), A, A#(Bb), Bの12種類の音があります。

アルファベットが出てきたからといって、気負わないでくださいね(笑)

現代音楽というのは、これらたった12種類の音の組み合わせなのです。
例えば、英語や数学を覚えるよりはるかに簡単でしょう?


ギターコードを弾くための基礎の基礎、ルート音について簡単に説明します。

先ほど説明したCからBのルート音ですが、簡単に言うとドからシのことです。
つまり、ただ言い方が違うだけで、ギターコードのCDEFGABとは、ドレミファソラシドのことです。

恥ずかしい話ですが、僕がギターを始めた頃、この程度のことでつまづいてしまいました(笑)。ただ読み方が違うだけなのに。

例えば、Cメジャーというコードは、C(ド)という音を基盤とし、メジャーという形の音の組み合わせがその上に乗っかったものです。

もし今わからなくても、きっとすごく簡単なことだとわかるようになりますよ。


アルファベットを音階でいうなら、C(ド)D(レ)E(ミ)F(ファ)G(ソ)A(ラ)B(シ)です。
CとDの間に入るC#(Db)とは、つまりド#(レb)のことです。

同じようにD#(Eb)、F#(Gb)、G#(Ab)、A#(Bb)に関しても考えてください。
これは家にピアノが置いてある人には簡単にイメージできるはずです。

ピアノの鍵盤の黒いキーが左の音の#(シャープ)、あるいはすぐ右の音のb(フラット)なのです。


黒い鍵盤→   ド♯ レ♯     ファ♯  ソ♯ ラ♯
         (レ♭)(ミ♭)    (ソ♭) (ラ♭) (シ♭) 
白い鍵盤→ ド   レ   ミ  ファ   ソ   ラ   シ  ド

子供の頃に習った、「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」というのはもっと細かく言うと、「ド・ド#・レ・レ#・ミ・ファ・ファ#・ソ・ソ#・ラ・ラ#・シ・ド」なのです。

打楽器などの音階の無い楽器を抜かせば、このドからシまでのたった12種類の音階の組み合わせによって、近代音楽のほぼすべてが作られています。

クラシックもロックもジャズもカントリーも演歌もそれぞれルールが違うだけで、みんなこれら12音の様々な組み合わせで作られているのです。
(ラップ音楽の声は音階がないので違うかもしれませんが・・・)


ちょっと話がそれましたが、ギターコードのルート音についてちゃんと説明する前に、
ギターの指板上の音階(レギュラー・チューニングの場合)を図で表示します。

ギターには、ピアノの白い鍵盤と黒い鍵盤で普通の音階と半音(#やb)を分けるということはありません。
ギターの指板上では、ドもミもソも、ド#もミbもラ#も区別無く、半音の距離ずつ順番に並んでいます。

しかし、見た目が違うだけで、当然ながらピアノと同じ音階のルールに従っているのです。


下の図をご覧下さい。

4弦 レ‖レ# |ミ |ファ |ファ#|ソ |
5弦 ラ‖ラ# |シ |ド |ド# |レ |
6弦 ミ‖ファ|ファ#|ソ |ソ# |ラ |
開放   1   2   3   4    5   (フレット)

図は、ギターの指板とその音について表しています。
4弦、5弦、6弦と書いてあるすぐ右となりの音は、指でギターを押さえずにその弦を鳴らしたときの音。(開放弦の音)

それ以外は、例えば2と書いてあるフレットと4弦が重なる位置のミは、4弦上の2番目のフレットを押さえて弾くと、ミの音が出る、という具合に見ます。

図の一番低い音は6弦開放のミです。ここから1フレットずつ、ファ#、ソ…と上がって行きますが、前のピアノの図と比べてみてください。
黒鍵盤、白鍵盤の区別はありませんが、半音ずつ音をたどって行くと、完全に音の並び方が同じだということに気づくはずです。

ちなみに6弦5フレットのラと5弦開放のラ、5弦5フレットのレと4弦開放のレはそれぞれ完全に同じ高さの音です。

この図を元に試しにドレミファソラシド…、とギターを弾いてみてください。

また、上の図は次回、コードのルート音を覚えるときの基礎となるので、全部覚えてください。

上の音階にしたがって、何か簡単な曲をギターで弾いてみるのも面白いと思います。


――以上、今回はギター・コードを覚えるための超基礎講座、『ルート音を弾いてみる』の第一回でした。

ではまた次回。


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