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かんたんギターコード入門講座(ギター初心者向け)ルート音に2音付け足してみる(省略コード)
前回、ルート音だけをベースギターのように、リズムをつけて弾いてみましたよね。
確かにかろうじて伴奏っぽく聴こえるようになったかもしれませんが、まだまだギターコードっぽい音ではなかったと思います。
お待たせしました。
今回から、いよいよギターコードの基礎編に入ります。
しかも、省略コードという左手の指三本だけで押さえられる、かんたんコードです。
だけど、かなり使える奏法なのです。
省略コードとは、かんたんに説明しますと、ヘヴィーメタルやハードロック、パンクロックやグランジなどで歪んだ音がありますよね?
ギターの音でも、綺麗な感じの音や激しい音が曲によってあると思います。
省略コードは、歌メロの伴奏で、どちらかというと、激しいギターの音の場合に使われることが多いと思います。
特にパンクロックなどのジャンルでは、一曲の中でこの省略コードしか使われていない場合も、多々あります。
つまり、ロックとはこの「省略コード」だ。
と言っても過言ではない、…と勝手に思っています(笑)。
省略コードのメリットは、左手の指を三本しか使わないので、コードチェンジが簡単で、スムーズである、というのもありますが。
もうひとつのメリットは、メジャーコードとマイナーコードの区別がないことです。
ギターコードには、大雑把に分けると、メジャーとマイナーの二種類あります。
省略コードの指の位置は、この二種類のどちらにも共通する部分を押さえるのです。
だから、メジャーとマイナーの区別を無視できるコードなのです。
つまり、省略コードの指の形を覚えれば、これだけで、ほぼすべての曲の伴奏を弾くことができます。
もし今はよくこの意味が理解できなくても、後々きっとわかると思います。
では早速、省略コードの指の位置を説明したいと思います。
4弦|―|―|●|
5弦|―|―|●|
6弦|○|―|―|
あるいは、
3弦|―|―|●|
4弦|―|―|●|
5弦|○|―|―|
この形が省略コードです。
これは、あくまで指の形なので、ギターのフレット上を同じ形のまま移動します。
図の○は、ルート音の位置です。
ルート音は、人差し指でおさえてください。
例えば、Cコードなら、○(ルート音、人差し指)の位置は5弦の3フレット。
Dコードなら、○の位置は5弦の5フレット、Eコードなら、6弦の開放(何も押さえない状態)、といった具合です。
次に●ですが、ルート音のひとつ上の●は、薬指で、ふたつ上の●は小指で(できたら)押さえてください。
もし無理なら、中指と薬指でも良いです。
例えば、Cコードなら、ルート音○(人差し指)の位置が5弦の3フレットなので、4弦(薬指)と3弦(小指)は、その2フレット上の5フレットをそれぞれ押さえます。
かんたんですよね?
もしルート音○が6弦の1フレットなら、●は5弦の3フレットと4弦の3フレットです。
もし○が5弦の開放(指を押さえない状態=0)なら、4弦は0+2=2なので、2フレット、3弦も2フレットです。
ただし、この形の省略コードの指の形は、ルート音が6弦か5弦にある場合のみ、成り立つものです。
もしルート音が4弦や3弦だったら、違う押さえ方になってしまいます。
ですから、6弦と5弦だけですべての音階(ルート音)をカバーできるような図を、下に表示したいと思います。
(図1)
5弦:A ‖ Bb | B | C | C# | D | D# | E | F | F#|G |G# | A |
6弦:E ‖ F | F#| G | G# | A | A# | B | C | C#|D |D# | E |
フレット:(0)‖ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
(図1)では一応、0フレット(開放)から12フレットまで示しましたが、コードのルート音としては、7フレットより上を押さえることは、ほとんどありません。
ルート音が高過ぎると、コードの安定感が損なわれるからです。
ですから7フレット以上は、参考程度にとらえて下さい。
それでは、実際に省略コードでギターを弾いてみましょう。
前回の「C−A−F−G」というコード進行を、省略コードで弾いてみてください。
リズムも前回と同じ、8分音符で演奏します。
これを図にしてみます。
小指 3弦|―|―|●|
Cの省略コード(左手) 薬指 4弦|―|―|●|
人差し指 5弦|○|―|―|
フレット数 3 4 5
小指 4弦|―|―|●|
Aの省略コード(左手) 薬指 5弦|―|―|●|
人差し指 6弦|○|―|―|
フレット数 5 6 7
小指 4弦|―|―|●|
Fの省略コード(左手) 薬指 5弦|―|―|●|
人差し指 6弦|○|―|―|
フレット数 1 2 3
小指 4弦|―|―|●|
Gの省略コード(左手) 薬指 5弦|―|―|●|
人差し指 6弦|○|―|―|
フレット数 3 4 5
以上の4つの省略コードを左手で押さえながら、8分音符(♪)を1小節に8回、右手で弾きます。
コード(左手) C A
リズム(右手) 始まり→|♪♪♪♪♪♪♪♪|♪♪♪♪♪♪♪♪|
1小節 1小節
コード(左手) F G
リズム(右手) |♪♪♪♪♪♪♪♪|♪♪♪♪♪♪♪♪|←終り
1小節 1小節
いかかですか?
かなり伴奏っぽくなってきましたよね。
左手の指の形を変えることなく、ルート音の位置を変えるだけなので、それほど難しくないと思います。
左手のこの形はかなり基本なので、体で覚えてしまいましょう。
もしこの「C-A-F-G」のコード進行に慣れたなら、同じように、「F-G-E-A」、「E-A-D-G」にもトライしてみてください。
また、(図1)のルート音を参考にして、自分なりの省略コードの進行を作って、練習するのも良いかもしれません。
今回はこの省略コードの形を完全にマスターして、8分音符のリズムで弾けるようにしておいてください。
ではまた次回!
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